胸（豊胸）

胸（豊胸）への脂肪注入

豊胸術には、脂肪注入による豊胸、シリコンバッグによる豊胸、ヒアルロン酸注入による豊胸と大きく方法は３つに分かれます。

脂肪注入豊胸術は異物を使わない半永久的な胸を希望する方に

簡便さを優先するならヒアルロン酸注入豊胸術が良いけども、サイズアップするほど料金もそれに伴い高額になり、その割には最終的には吸収されて無くなってしまう。。。

確実な大きさを優先するならシリコンバッグによる豊胸術が良いけれど、異物を入れるのはちょっと。。。

そんな方には脂肪注入豊胸術が向いているのではないでしょうか。

脂肪注入豊胸術は、自分の脂肪を利用するため異物を使わず、そして生着した脂肪は半永久的に柔らかく自然な胸のボリュームになってくれます。その上、注入脂肪を脂肪吸引にて採取するため採取部位（太ももやお腹、ウエスト等）のサイズダウンも同時に可能です。

脂肪注入豊胸術に向く方、向かない方とは。。。

脂肪注入豊胸術の欠点は、サイズアップできても２capまで、残念ながら３capまではいきません。

それから元々痩せている方で採取する脂肪が無い場合は手術自体が困難です。（コンデンスリッチファットの脂肪注入豊胸をするためには、500mlのペットボトル２本〜３本位の量の脂肪が必要です）

また、下半身に脂肪が付いているので脂肪は採取できるけれども、元々の胸の大きさがほぼフラットというような方も、脂肪注入豊胸術自体は可能ですが大きなサイズアップは期待できません。

元々の胸がBカップからDカップくらいある方でもう少し大きくしたい、元々胸の大きさはあるが授乳後にしぼんで胸の上半分が痩せてたるんだ様に見える、そのような方が脂肪注入豊胸術に適した方ではないでしょうか。

脂肪注入豊胸術の経過

脂肪注入する際、母乳を作ったり乳癌の発生母地となる乳腺内には注入を行いませんが、その他の胸の大きさに関係する組織には細かく、少量ずつ、そして全体的に脂肪注入を行っていきます。それにより、しこりにならない柔らかい胸を作ることができます。

脂肪注入直後から数日は、注入した脂肪全量と腫れが合わさり一瞬３cup位大きくなったように感じます。

脂肪注入術後２週目くらいで腫れが落ち着き、そこから生着しなかった脂肪が徐々に吸収されるため２ヶ月目までは少しずつ胸は小さくなります。最終的に1cap〜２capが胸のボリュームとなって残ります。

脂肪注入豊胸術を受けた後の将来は!？

将来的に高齢になった時、シリコンなどの異物は歳をとりませんので体は痩せてきても胸だけは大きいままというアンバランスが生じる可能性がありますが、脂肪注入の脂肪はご自身の脂肪なので一緒に歳をとっていきます。

ある意味、脂肪注入は歳を重ねても自然な経過をたどっていくと考えられます。

脂肪注入豊胸術の術前・術後

施術の概要とリスク

施術時間	2～4時間（脂肪吸引の時間含）
麻酔	硬膜外麻酔
カウンセリング当日の手術	×
腫れ	10日前後
術後の痛み	弱い強い
術後の固定	胸：3日間　針穴に小さいテープ 脂肪採取部位：7日間　包帯固定
入浴	当日より脂肪吸引部位より下はシャワー可
洗顔	手術当日より可
メイク	－
飲酒・運動	術後2週目より可
通院回数	手術日、術後7日目、術後1ヵ月目、術後3ヵ月目
脂肪の生着	悪い良い
合併症	しこり、脂肪塞栓、感染

胸（豊胸）への脂肪注入料金