脂肪注入の施術や術後に関することや、副作用や合併症に関するよくある質問をまとめております。

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手術風景
手術風景

脂肪注入の施術にあたって

脂肪注入に使用する脂肪は自分の脂肪でしょうか?

もちろんご自分の脂肪を使用いたします。他人の脂肪は生着致しません。

脂肪注入って切る手術、切らない手術どちらなのでしょうか?

針やカニューレという管を使って脂肪採取や脂肪注入を行うだけなので、切らない手術にあたります。

注入する脂肪は体のどこから取るのでしょうか?

皮下脂肪のあるところであればどこの脂肪でも用いることができます。脂肪採取部位には3日ガーゼとテープを貼り、濡らさないようにして頂いてます。当院では少量の脂肪採取の場合、濡らさないようにシャワーが浴びやすい二の腕(上腕)から脂肪を採取しております。

脂肪注入の手術は痛くないでしょうか?

手術の際位はまず脂肪を取る部分も注入する部分も局所麻酔をしてから手術を行うので麻酔が効けば痛みはほぼ感じません。局所麻酔の痛みが苦手な方には静脈麻酔を併用して寝てから局所麻酔を行なっております。

脂肪注入の麻酔はどのようにするのでしょうか?

脂肪採取部位、脂肪注入部位ともに基本局所麻酔で行える手術です。脂肪採取部位はまず細い針で皮膚を一部麻酔し、その部分から2mm程の小さい穴を開け細い管を挿入し脂肪層に麻酔薬を散布いたします。脂肪注入部位は極細の針で麻酔を注入します。痛みに弱い方、手術中不安な方には静脈麻酔を併用して局所麻酔の痛みを抑えたり手術中の不安をコントロールすることもできます。

脂肪注入の費用はどのくらいかかるのでしょうか?

当院の脂肪注入の費用は、脂肪採取料、脂肪精製料、脂肪注入料の大きく3つに分かれております。1回の手術につき脂肪採取料、脂肪精製料は一律なので、色々な部位に脂肪注入するとお得になります。詳しくは料金長をご覧ください。

従来の脂肪注入とコンデンスリッチファット(CRF)脂肪注入の違いって何でしょうか?

従来の脂肪注入は吸引採取した脂肪を脆弱な脂肪も含めそのまま注入していたのですが、CRF脂肪注入では採取脂肪を遠心分離器にかけ荷重フィルターを通すことで健全な脂肪細胞を濃縮精製して注入しています。CRF脂肪注入では良質の脂肪を厳選し使用しているため脂肪細胞の生着率の向上が期待できます。

体のどの部位にでも脂肪注入は可能なのでしょうか?

血液の通っている部位であれば、大抵の部位に脂肪注入は可能です。ただ、組織量が少ない部分、よく動く部分は生着率が低い傾向にあります。

胸に脂肪注入する場合、脂肪はどこから取るのでしょうか?

胸に脂肪注入する場合、精製後の注入脂肪量として500mlは最低必要なので、精製前の状態、つまり脂肪吸引採取直後の状態で約1〜1.5Lの脂肪の確保が必要です。脂肪の付きの多い太ももから脂肪を採取することが多いです。

痩せているのですが、脂肪を採取することは可能でしょうか?

痩せている方でも、太もも、お尻にはある程度の皮下脂肪が存在してことが多く、脂肪採取できることがほとんどです。ただ、稀に細く痩せておられる方で極端に皮下脂肪が少なく、脂肪採取が困難な方もおられます。診察に来て頂ければ脂肪採取可能かどうか判断がつきます。

顔に脂肪注入した後、光治療やレーザー治療、美顔施術はうけらるでしょうか?

注入脂肪が生着し安定して来れば、光治療、レーザー治療、美顔治療何でも受けて頂けます。 期間としては2ヶ月以降が目安です。

糸リフト(スレッドリフト)をした後に、脂肪注入することは可能でしょうか?

脂肪注入可能ですが、糸がしっかり固定されている部分では通糸部にボリュームが出にくいことがあります。

吸収されるのを見越して多めに脂肪注入をすることは可能でしょうか?

少し多めに脂肪注入することで生着量を多くすることはできます。ただ、脂肪注入量が多いほど脂肪の生着量が増えるかというとそうではありません。反対に脂肪注入量が注入部位に対して多すぎると生着しないだけでなく、生着しなかった脂肪がしこりになるような合併症を起こす事があります。

注入した脂肪はレントゲン、CT、MRIに写ったりするのでしょうか?

丁寧に細かく注入し生着した脂肪はまず、レントゲンやCT,MRIに写ってきたりしませんが、1ヶ所にまとめて脂肪注入し、しこりになってしまった注入脂肪は大きさにもよりますがレントゲン、CT、MRIに写ってくる可能性はあります。

胸に脂肪注入する場合、どれくらいバストアップが可能でしょうか?

CRF(コンテンスリッチファット)脂肪注入を行うと1capは大きくなります。生着率の良い方、また回数を重ねると2capアップまでは可能です。2cap以上をお望みの方はシリコンバッグによる豊胸術がよいでしょう。

同じ部位に再度脂肪注入することは可能でしょうか?

当院では脂肪注入後3ヶ月以降で、よりボリュームアップを希望される方は2回目、3回目の脂肪注入を行なっております。

注入した脂肪を除去することはできるのでしょうか?

細かく注入し生着した脂肪のみを除去することは不可能です。ただ、しこりになるような合併症を起こした場合、皮膚を切開しないといけませんが、しこりを除去することは可能です。

ダウンタイムについて

脂肪注入後、人に気づかれないためには何日くらいお休みをとれば良いでしょうか?

腫れ自体は4−5日で落ち着きますが、注入した脂肪のボリュームが2週間ほど腫れたように見えます。初対面の方にはふっくらした顔立ちに見える感じではありますが。

少なめに脂肪注入すると腫れが少ない様に見えますが生着する量が少なくなるのでコストパフォマンスが悪くなります。

脂肪注入後は、仕事を休んで安静にしておいた方がいいでしょうか?

脂肪注入部位の局所の安静は非常に重要です。注入部位を押さえたり動かしたり、また激しく体を動かすような動作をしなければ、仕事自体には問題ないと考えます。

自然に落ち着いてくるにはどれくらい時間がかかるでしょうか?

注入した脂肪が生着するまで約2週間、そこから生着しなかった脂肪が吸収されるまで1−2ヶ月。1−2ヶ月で落ち着いた状態と考えてよいでしょう。ただ術前と同様の生活動作は脂肪注入後2ヶ月以降が好ましいと考えます。

術後経過について

脂肪注入後、何日間くらい腫れますでしょうか?

腫れ自体は4−5日で落ち着きます。ただ注入した脂肪のボリュームが2週間ほど腫れたように見える様に感じる方がおられます。初対面の方には、腫れというよりふっくらした顔立ちに見える感じではありますが。

脂肪脂肪注入後は痛くないでしょうか?

脂肪の採取部位は打撲痛や筋肉痛の様な痛みが1週間ほどあります。脂肪注入部位の痛みも1週間ほどありますが、動かさなければ気にならない程度で、鎮痛剤を内服していれば日常生活に支障ない程度の痛みです。

定着しなかった脂肪はどのくらい期間で吸収されるのでしょうか?

定着しなかった脂肪は、術後2週目から吸収され出し、1−2ヶ月かけて徐々に吸収されていきます。

注入し一度定着した脂肪も時間が経つと吸収されて無くなってしまうのでしょうか?

定着した脂肪は自分の組織として生着しているので、基本吸収されることはありません。
ただ、痩せたり太ったりするとそれに伴いボリュームの増減は起こる可能性があります。

また自分の脂肪であると言うことは年齢とともに注入脂肪も老化によるボリューム変化は起こってくると考えられます。

ある意味自然な経過をたどるとも言えます。80歳になり顔は痩せたりたるみが生じてくるのに注入部位だけがいつまでもボリュームがありプリプリしていては、それはそれで不自然ではないでしょうか。

脂肪注入した脂肪は硬いのでしょうか?柔らかいのでしょうか?

胸の場合は、丁寧に細かく胸全体に脂肪注入していると非常に柔らかい仕上がりになります。

顔の場合は注入脂肪は元々の脂肪よりは少し硬く触れるので部位によっては少ししこりっぽく感じる部分もあります。

脂肪注入後の注意事項について

脂肪注入後にしてはいけないことはありますでしょうか?

脂肪注入部位を押さえたりマッサージしないことです。注入した脂肪が周りの組織と引っ付いたり剥がれたりを繰り返すと生着率が悪くなります。また、喫煙も好ましくありません。タバコのニコチンには血管収縮作用があり注入した脂肪への血液供給を減らす原因になります。

脂肪注入後、化粧はいつから可能でしょうか?

注射針を用い脂肪注入を行いますが、その針穴が閉じるのに3日かかります。小さな茶色のテープで保護をしておりますが、脂肪注入後3日間は化粧を控えて頂いております。

脂肪注入後、入浴はいつから可能でしょうか?

脂肪採取部位、脂肪注入部位を濡らさないようにして頂ければ手術当日よりシャワーは可能です。ただ、さっと浴びて頂くくらいで、温もるくらいに浴びると腫れや内出血が長引く原因になるので長時間のシャワーは控えて頂いております。

脂肪注入後、洗顔はいつから可能でしょうか?

注射針を用い脂肪注入を行いますが、その針穴が閉じるのに3日かかります。小さな茶色のテープで保護をしておりますが、念の為、脂肪注入後3日間は針穴を濡らさない様にして頂いております。針穴以外の部分は洗顔して頂いても問題ありません。

脂肪注入後、いつからスポーツをしていいでしょうか?

脂肪が生着するまで2週間をみております。スポーツは脂肪注入後2週以降にして頂いております。ただし、注入部位がコンタクトするようなスポーツは2ヶ月控えて頂く方が好ましいと考えます。

術後に市販の美顔器を使っても大丈夫でしょうか?

注入脂肪が生着、安定し、生着しなかった脂肪が吸収された後であれば、美顔器を使って頂いても問題ありません。目安として2ヶ月です。

副作用・合併症について

内出血は出るでしょうか?

脂肪採取部位、脂肪注入部位ともに多少なりとも内出血は出ます。1−2週間で引いていきます。

脂肪注入した部位には傷あとが残るのでしょうか?

脂肪注入は注射針を用いて行います。1週間くらいは刺入部位が赤い点に見えますが、1−2週間で目立たなくなってきます。傷あととして残ることは通常ありません。

脂肪を採取した部位に傷跡は残るのでしょうか?

脂肪採取部位は吸引管という脂肪を吸引する管を挿入するために3mmほど皮膚を切開します。2ヶ月ほどは赤茶色の点の様に見えますが、人目につくような傷跡として残ることはまずあありません。

乳がんや授乳に影響はあるのでしょうか?

乳房への脂肪注入の場合、母乳を作ったり乳がんの発生母地となる乳腺内には脂肪注入しないので、乳がんや授乳への直接的な影響はありません。

脂肪注入後、感染、化膿することはあるのでしょうか?

注入脂肪自体に雑菌が付着していたり、脂肪注入した刺入部位が閉じる前に不潔にしたりすると雑菌が入り、感染、化膿してくることが考えられます。

当院では注入脂肪が脂肪採取から脂肪注入に至るまでできるだけ空気(細菌)に触れない様な手順で脂肪精製を行なっております。また、脂肪注入刺入部位は閉じるまでの3日間ガーゼとテープで固定し濡らさないようにして頂いております。

注入した脂肪がしこりになったりすることはないでしょうか?

脂肪を1ヶ所にまとめて注入すると注入脂肪が塊となりしこりに触れることがあります。

当院では脂肪をまんべん注入することでしこりができるリスクを低下させる工夫をしています。

しかし顔の場合は注入脂肪は元々の脂肪よりは少し硬く触れるので部位によっては少ししこりっぽく感じることもあります。

注入した部位がデコボコになったりしないでしょうか?

一ヶ所に入れ過ぎたり注入層が浅すぎたりすると凸凹の原因になりかねません。やはり脂肪を丁寧にまんべんなく注入することが重要です。

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